恋の一方通行 ~好きに好かれず、好かれずに好かれ
好きな人には好かれず片思い
一方なぜかそうじゃない人に好かれる
恋の一方通行は日常のこととして起こる事象
100万人のアイドルになる必要はなく
誰かたった1人の1番好きな人になればいい
世の中の自分の好きなたった1人から好かれればいいのに
この自分も相手も好きな1人に出会うのがなかなか難しい
学生時代1人携帯1台持ちなどなく
連絡手段は家電話という頃
酔っぱらって帰宅すると
留守番電話が19という件数で光っていた
なんか緊急事態だったかな
とあわてて再生すると
「いるか~」
「わざと出ないんだろう?」
「いいかげん出ろよ」
「居留守使ってんじゃねえよ」
と件数を重ねるごとに過激になっていく留守電だった
こわっ
誰かと思えば元カレの友人
またかかってきても嫌なので電話線をしばらく抜いて過ごすという暴挙にでてみた
しばらく音信不通の人になってみたが特に不便はなかった
何で突然と思っていると
久しぶりに会った同級生から
「告白したいので」といって電話番号を聞き出していたらしい
プライバシー意識も低いころで困ったもの
彼氏の友人だったので
よく一緒に行動したし
彼氏が何を考えているのかよく相談したりもしていた
が数年前の話
特に意識することもなく
気軽に接していたので近しかったのは間違いないけど
突然のことに青天の霹靂
どうも新しい環境で
人間関係がうまくいってなかったらしく
突如フランクな関係が懐かしくなって勘違いしたのか??
彼は思いは届かないものの好きな女性がいたはずだけど、、、
心理学専攻の友人によると
その場を支配している人や
その場でよりリラックスしている人に
魅かれる・恋をするのが人間の特性らしい
気軽~に緊張することもなく接していたのが勘違いの原因か??
しつこく電話かかってきても面倒なので
共通の男友達に仲介にはいってもらい話をした
「昔のよしみでたまには会ってほしい」としつこい
仲介の友人はやめるように彼を諭してくれたが取り付く島もない
むちゃくちゃ腹が立って
「まったく付き合う気持ちもないので金輪際連絡してこないで。ふざけんな!!」と
20代の私はバシャっと彼にお冷をかけてスタスタ帰った
周囲の人と仲介の男友達は
騒然として目を丸くして固まっていたのを覚えている
ドラマの修羅場を見ている観客の気分だったか
なかなかそんな場面には遭遇しない
いまさらですがご迷惑おかけしました
私の怒り具合がわかったのか
それっきり連絡はなくなり平和な日々が戻った
まだ「ストーカー」なんて意識が世間になかった頃なので
それ以上大ごとにならなくてよかった
何年も思い続けている人には振り向いてもらえず
ニッチな層には思われて
まこと人の心は予測不能
双方の思いが合致する両想いって奇跡的としみじみ
波長が合致した時なのか
狙った男子を必ず落とすので「ハンター」と呼ばれた女友達がいたけれど
彼女は波長を合わせるのが得意だったのだろうか?
出会いの場では落ち着いてその場の空気に飲まれず支配
お相手の目をハートにすることができれば御の字だけど
なかなか至難の業でございまする
最新記事
アーカイブ
- 2024年4月 (1)
- 2024年3月 (9)
- 2024年2月 (5)
- 2024年1月 (6)
- 2023年12月 (8)
- 2023年11月 (8)
- 2023年10月 (3)
- 2023年9月 (6)
- 2023年8月 (5)
- 2023年7月 (4)
- 2023年6月 (3)
- 2023年5月 (7)
- 2023年4月 (5)
- 2023年3月 (3)
- 2023年2月 (5)
- 2023年1月 (5)
- 2022年12月 (8)
- 2022年11月 (3)
- 2022年10月 (3)
- 2022年9月 (6)
- 2022年8月 (8)
- 2022年7月 (9)
- 2022年6月 (7)
- 2022年5月 (7)
- 2022年4月 (6)
- 2022年3月 (8)
- 2022年2月 (11)
- 2022年1月 (12)
- 2021年12月 (9)
- 2021年11月 (12)
- 2021年10月 (14)
- 2021年9月 (13)
- 2021年8月 (12)
- 2021年7月 (13)
- 2021年6月 (8)
- 2021年5月 (10)
- 2021年4月 (4)
- 2021年3月 (3)
- 2021年2月 (6)
- 2021年1月 (5)
- 2020年12月 (5)
- 2020年11月 (7)
- 2020年10月 (5)
- 2020年9月 (4)
- 2020年8月 (6)
- 2020年7月 (10)
- 2020年6月 (7)
- 2020年5月 (6)
- 2020年4月 (3)
- 2020年3月 (7)
- 2020年2月 (9)
- 2020年1月 (10)
- 2019年12月 (5)
- 2019年11月 (9)
- 2019年10月 (9)
- 2019年9月 (5)
- 2019年8月 (7)
- 2019年7月 (4)
- 2019年6月 (4)
- 2019年5月 (10)
- 2019年4月 (10)
- 2019年3月 (14)
- 2019年2月 (13)
- 2019年1月 (16)