結婚したいなら胃袋をつかめ~我が家の台所
「夕飯できたよ~」
実は我が家ではこれ夫のセリフ
今日はビーフシチュー
レストランかと思うような美味
新婚当初は料理しておりましたが私の九州の甘い味付けがどうも苦手な我が夫
「それじゃ作ってよ~」とお願いしはじめ、妊娠中つわりがひどくて動けなくなってからいつの間にか台所には夫が立つように
台所の政権交代はあっさり無血開城
夫の家には炊飯器も調味料もあまりなかったけれど凝り始めてから豚骨買ってきて鍋の出汁とったり、デミグラスソース手作りしたりと探求心のかたまりに変化
男性の胃袋をつかめというけれど確実にそこは私は圏外
そして娘も
酔っぱらって帰ってくると廊下に寝るという愚行を繰り返す私をみかねたのか、ある日から廊下に布団が敷いてあった
娘の仕業
仕事は尊敬してくれているらしいが品行方正な母親の称号は家庭においては手放した
私を反面教師として娘は危機感があるらしく
「大人になってもお酒は飲みたくありません、ご飯は自分で作ります」
親がポンコツだと生き残る本能に火がつくらしい
私はこんな映えて凝った料理は作らない
↓すべて娘が夏休みにつくった料理
お米を洗剤でといてしまうようなことはしないし一通り料理はできるが確実に夫の方が料理は上手い
娘もそれがわかっているので「明日はハンバーグが食べたい」
とは私にではなく夫に言う 笑
「ママつくらないもんね~」
「はい、左様でございます」
ダメ嫁・ダメ母のそしりは全く気にしないたちにできている
夫も友人とゴルフに行く際は「俺が料理してる。嫁さんはしね~な~」と言っているらしい
そこも事実なので私は怒ることはなく「そうだね~」とあっさり白旗
ダメ嫁の称号とともに私は献立を考える苦労を手放せた
ちなみに料理を作ってもらってるから決して味に関しては「美味しい」としか言わない
けなしたことは1度もない(まずかったことは1度もないけれど)
ポンコツ嫁は感謝の気持ちしかないので「ありがとう」は伝えるようにしている
プライドは捨てて感謝のみ
意外とダメ嫁・ダメ母の方が夫や子どもは素敵になるのかも??
男子厨房に入るべからずとか昭和の話
今どきは男性も家事ができないとモテない
モテないと思っている男性は女性の胃袋をつかみにいってもいいんでは?
そして子どもの教育にも一役買うかも
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