社長と結婚するということ②
社長と結婚するということ②

社長と結婚するということ②

公開日:2021.11.6

社長と結婚するということ①が反響が大きかったためもう一人の社長のことも


もう一人社長秘書として仕えた社長70代もなかなかなもんでした


リヤカー引いて小売りからたたき上げで創り上げ港区に会社を構えるまでになった社長

創業40年


俺は苦労したとの武勇伝のリピートはエンドレス

とにかく感情の起伏がはげしくて突然「バカヤロー」と怒鳴る

お店の店員さんにもすこぶる感じ悪い対応

私が来る前は7人の社員が逃げ出したといういわくつき そりゃ逃げ出すのも同情できる


独特の社長用語で意味不明なことをおっしゃるので解釈を間違えるととんでもないことになる

ここで人の一歩先を読むことを覚えた


取引先でも気に入らないと担当者を怒鳴るので物腰やわらかで打たれ強いか、何を言われてもどこ吹く風の天ぷら社員のような人しか来なくなる

昨日の敵は今日の友ならぬ

昨日の友も今日は敵のごとく敵味方が入れ替わるのでこちらはハラハラ



服には無頓着で靴はすり減ってるしジャケットも擦り切れている

街中歩いていてもだれもこの人が「社長」とは思わない

物を大事に使って着飾ってはいない


実に堅実で無駄なことにはお金を出さないが必要な時には出す

時流の潮目を読むのがめちゃくちゃすごくて投資はばっちり回収


なぜかお昼ご飯前には「小遣い」といって300円くれていた

この微妙な金額が意味不明だけれども毎日お弁当にして貯めているとちょいちょい飲み会にはいけた


若い時の写真をよくみせてもらったが映画俳優のようにかっこよかった

奥様も当然のごとくめちゃ美人



機嫌がよいとお茶目なところもあるけれど感情のアップダウンが激しく結構周りは神経をすり減らす

社長ってホント独特の方が多い


あくまでも高収入の社長と結婚したいならまず美人 

そして鉄の精神力と鈍感力が必要