クリスマスプレゼントの思い出～困った編①

公開日：2021.12.10

みうらじゅんさんのいやげ物（嫌なおみやげ）シリーズをゲラゲラ笑ってみているけれど

身近にも「それいらないんだけどな～」

しかし、よかれと思って買ってきてくれる気持ちがわかるだけに無下にもできないしという経験は多少なりともみなさんおありでしょう

私はと言えばクリスマスシーズンになると決まって困ったプレゼントのことを思い出す

学生時代彼氏と別れてぼっちクリスマスが確定していた12月のとある日

ひとり暮らしの私のアパートにゴルフバックの半分くらいの大きさの箱が送られてきた

送り主は旅先で知り合った社会人のお兄さん

大きすぎる箱をあけると真っ赤なポインセチアだった

しかも鉢植え

玄関はすっかり占拠

6畳一間のワンルームのどこに置くというのか、、、

実はもらっておいて申し訳ないけれどこの花みたいに見えるポインセチアの真っ赤な葉っぱが好きじゃない、、、

クリスマスには店頭に並んでいるけれど、どうも赤すぎて気持ち悪いなと思ってしまう唯一好きじゃない植物

ご丁寧にカードもついていて「クリスマス寂しい君に」とか書いてあり

「余計なお世話じゃ～」とさらに私の神経をさかなでしてくれている

切り花は家に飾るけれどもよりによって葉っぱだし

鉢植えが映える豪邸じゃないし

社交辞令でお兄さんに御礼の電話をかけたあと、その日に九州の実家に転送した

もちろんそれっきりお兄さんと会うことはなかった

女性の好みも状況も様々なのでプレゼントには事前の情報収集が必須

せっかくお金かけて贈ったのにメルカリに出品されたり捨てられたりした挙句嫌われるなんて切なすぎるのでご用心

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