舞い上がったら危険 ~虎の威を借る狐? 
舞い上がったら危険 ~虎の威を借る狐? 

舞い上がったら危険 ~虎の威を借る狐? 

公開日:2024.4.24

30代前半会社員だったころ

とある宴会帰りに

「これからN〇Kのプロデューサーと飲むんだよね。

よかったら来ない?」と

参加していたオジサマからのお誘い



大体その男性とも飲みたくなかったし

TVのプロデューサーといえばついてくると思われているのが嫌だった


「明日が早いので」と

言ってお断り


同じ電車にいるのも避けたいのでトイレに行くふりをして

そそくさとその場を去った


「福山雅治」が同席とのことなら

万難を排して

いやむしろ前のめりで四の五の言わずについていったと思うけど


事業をやっている今なら

繋がっておいて損はないなと

こちらが願ってもないと名刺交換に行ったかも



が、当時はどうも女性連れてこれる俺

を演出したいオジサン像が透けて見えて嫌だった


TVプロデューサーがそんなにすごいんかい??

とその価値観もよくわからないし

そんなにビッグな付加価値とも思えなかった



世の中にはこの手の

「虎の威を借る狐」っぽい人が多く存在する


「野球選手の〇〇さんと知り合い」

「芸能人の〇〇さんと飲んだ」


これで「わ~、すごい」と女性に言われて舞い上がってはいけない

女性はその場の空気を読んでノリに合わせることが上手な生き物である


内心「だから何、あなたが偉いわけじゃないでしょ?」くらいにしか思っていない


知り合いの〇〇さんがすごいのであって

当人は全くすごくない


本当にめちゃくちゃ仲いい場合もあるが

大切にしている場合ほど「知り合い」であることを他人に話さないもの


大物人脈は

すごければすごいほど

その人に迷惑かけたくないから

おいそれと紹介もしないもの


〇〇さんと知り合いと言っている人に限って

実はたまたま飲み会で一緒だった

くらいで相手が覚えていないお粗末な状態だったりすることが多い


女性はそうそう騙されない


社会的地位とか権力に弱い人なんじゃないかと

勘ぐられるかも


他人の権威性を笠に借りても

逆にその人に会うためのツールくらいにしか思われなかったり

モテてるわけじゃないので


使い方にはご注意を