結婚と宗教問題
結婚と宗教問題

結婚と宗教問題

公開日:2022.6.28

海外で「無宗教です」と言おうものなら信念がなくて信用できないと言われる

外国人の友人には「仏教徒です」と答えるようにしている

low angle photography of statue of man

日本では平成6年のオウム真理教事件以来「宗教」という単語を出すのすらタブー

結婚でも相手が熱心な信仰をもっていた場合は破談事由になることがある

日本に古くからある神道や仏教まで十把一絡げに怪しいとしてしまうのはいささかやりすぎ感が否めないけれど


異なる宗教間の戦争となるとエルサレム問題に代表されるようにずっとくすぶっていて終わりがない

自分が正しいと思っていることでの衝突ゆえ

負けを認めたら信念否定にもなるので終わりがあるはずがなく戦い続けるしかない

つまり強い信仰を持っていてお相手に改宗を望む場合はぐんと結婚の難易度があがる

white concrete building


一方、経営者では神仏を大事にする人が多い

ビジネスにおいて運が左右することも大いにあるからだ

我が家も小さいころから祖母が非常に神仏を大事にする人だった

他の家に遊びに行って我が家の仏壇の仏像がやたら大きいことに気が付いた

我が家には1歳児くらいの大きさの仏像が鎮座していたのだ


街が洪水に見舞われたときに大きな仏像が流れてきて曾祖母が後生大事に祀ってきたと大人になってから聞いた


朝も神棚と仏壇にお茶と新しく炊いたご飯をお供えしてからでないとお茶を飲むのも怒られた


そんな家庭で育ったので神仏を大事にする人って素敵じゃん!と思うけれど

これが「壺買って」などの新興宗教だったら確かに抵抗がある

buddha statue

わが結婚相談所にも宗教のある方は少なくない

しかし、ちゃんと成婚していっている


お坊さんのご法話が好きで月1回お寺に通っている40代女性

彼女と話し合ってプロフィールに

「月イチお寺にお参りにいっているけれどもお相手に改宗は望んでいません」と記載

男性からのお申込みは少なかったものの

40代男性とご成婚

お見合いで「宗教に関しては気にしないから」と言ってくれたという

お母様が不思議な新興宗教をやっていて自分は関わってないけれど宗教アレルギーは無かった模様


彼女は結婚後もお寺にお話を聞きにいっているし、仲良く結婚生活を送っている

gray concrete cross in the middle of forest

実家が代々地元の神道を継承していたという30代男性

こちらも「代々地元の神道を継承していますが、お相手に改宗を望んでいるわけではありません」と明記

プロポーズ前にお相手にどんな宗教かということとと改宗しないでいい旨を念押しされたもののめでたくご成婚

こちらも問題なく幸せに暮らしている



親が新興宗教でも本人が形だけだったり、改宗を強要されないなら大丈夫という寛容な人はいるのでそんな方とならうまくいく


また、宗教関連の記載があると敬遠する男女が多いため意外とねらい目かもしれませぬ