白黒つけたい女とグレーな男
白黒つけたい女とグレーな男

白黒つけたい女とグレーな男

公開日:2022.7.6

男性は太古の昔 狩りをして生きてきた

獲物を追いかけることが本能

意中の相手を落とすことには心血を注ぐ

よく釣った魚には餌をやらないと言われるのはその所以


一方、女性は安定した収穫を確保したいため「恋人」「結婚」という約束がほしい

man holding binoculars


私は夫と出会ったのが35歳

交際に至るまで1年 36歳
交際して結婚に至るまで1年 37歳


36歳で交際なら当然「結婚前提でしょ」と思っていた


のは 私だけだった、、、


計画魔の夫は週末ごとに行き先をきめて色んなお店に連れてってくれた

楽しい週末を過ごしていたので「結婚」の話がいつ出てもおかしくないと思っていた


のは 私だけだった、、、


「結婚とか考えないの?」とかさらっと聞いてみると

「おれ独身主義者なんだよね」と言われ

肩すかし

ドロップキックを入れたくなった


36歳


ここで別れてまた0から始めるって滅亡しかやってこない


結婚やる気スイッチのボタンを押すのがさあ大変


外交官よろしく仕事では取引先と玉虫色の着地点が得意なものの

こと恋愛でうやむやでは困る


と 女性は考える


「結婚」の2文字を引き出さないとこのまま荒野に放り出される気分


言わぬなら言わせてみようホトトギスと

私から「結婚しようよ」と言ってみた

2回


そのたびに返ってきた言葉は

「なんでそんなにお前は白黒つけたいんだ?このままが楽しいじゃん」


そのたびに私の耳には「がーん」という効果音が漫画のように響いた


白黒つけたい女とグレーでいたい男


ふわふわと獲物を追いかけ続けることが楽しい症候群
40歳を目前にしてもなかなか夫は結婚の決断をしてくれなかった


最後の最後3回目のプロポーズを受けてくれたのは私が病気をしたからという

図らずももまさかの事態なったから腹をくくってくれた

最後は神様が味方してくれた展開


2人の気持ちがあまりにちぐはぐな時に白黒迫るとグレーな男は逃げていく

ここの匙加減が難しい


子ども産むタイムリミットあるし

かといって男性にぐいぐい迫りすぎるのも、、、

30代となると女性の葛藤は続く


結婚相談所というシステムでは男性は「結婚する」という目的をもって

ハンターとして存在している

獲物が「結婚」


一緒に「結婚」のゴールを目指してくれるのでありがたい

30代の時にこのシステム知っていたらハラハラドキドキで苦労しなくてよかったんだろうなあと思うこの頃