恋のライバル出現 その時どうする?
恋のライバル出現 その時どうする?

恋のライバル出現 その時どうする?

公開日:2022.8.7

「男は敷居を跨げば七人の敵あり」と言われるけれど

男女関係なく一歩外に出れば敵がいて当然

日々是決戦と某予備校でも言ってた


好敵手と言われていい刺激になる場合もあるけれど

こと恋愛市場では厄介でしかない

woman in gray tank top


不愛想で女性には無関心の夫

交際前に厄介な女性が現れて気が気でなかったことがあった


当時夫と同じ会社に私は勤めていた


取引先の女性社員A嬢

その上司が我が夫がまだ独身だと知りお節介にも彼女を推してきた


「書類もっていかせますから昼でも奢ってやってください」と

彼女を本当に遣わしてきた


ちょうど11:55a.m.というランチ前絶妙な時間


A嬢は黒のレースのワンピースに真っ赤な口紅

胸元はV字にあいていてなんと谷間がちらりと見えている

スカートは黒レースだったので

「下着か?」

「そんな恰好で会社で仕事するんか~い??」

と面食らった

日中にはあまりに刺激的だったのであの格好は今でも目に焼き付いている

woman in black bra
イメージ画像


夫はその日に限って別の会社の人に誘われて早めのランチに出ていた

セーフ

会社でお留守番していた私が

「今日は出かけておりますが」

と伝えると


もろつまんな~いとふてくされた顔になり

「これ渡しといて」

とバサッと乱暴に茶封筒を渡された


これまたお口あんぐりな私

絶対性格悪いやっちゃな


「こんな嫌な女に負けてたまるか!」

私の闘争心にメラメラと火が着いた


夫も一度は取引先で彼女と会ったことがあり彼女が書類をもってきたことを告げると珍しく残念がっていた


むむむ ヤバい


こちら夫を逃すと後がない35歳


明らかに私より若そう

あの黒の下着のようなお洋服は田舎出身のわたくしには着こなせません

セクシーさでは完敗


「どう戦う?」

同じセクシー土俵では戦えませぬ


私の強みは何かと考えた

「同じ会社で四六時中近くにいる」

「下着服で会社にくるほどアホじゃない」

「レアな趣味が一緒」


もちろんおしゃれは忘れず品のある服装を心掛けた

新聞はガチで読んで政治・経済の話もバッチリに


同じ会社にいるのでひたすら情報リサーチ

80年代の洋楽でハワード・ジョーンズのレアな楽曲を探していると知り

当時中古CDショップをまわって探しまくったが見つからなくて

なぜか港区の図書館で発見した時はかなり喜んでもらえた


など涙ぐましい地道な努力をしてみた


それだけでは甘いなと思い

彼女の上司という人物とはなぜか私は仲が良かったので

「もう書類もってきてもらわなくてよいです。彼女がいますから。」と言って

上流から堰き止めた


今から考えると相当私も悪い奴だ


後々結婚式には来てもらったので結果オーライ?


A嬢にイラっとはしたものの彼女の悪口だけは夫に言うまいと決めていた

自分の器を小さくみせてしまって彼女を有利にさえさせてしまうからだ



いろんな積み重ねが功を奏してA嬢が訪ねてくることはなくなり

私は夫と交際する道筋はできていった


恋のライバルが出現したら

 ・自分を卑下して自暴自棄にならない

 ・同じ土俵で戦わず自分の強みで戦う

・相手の悪口を相手には言わない

・相手の周りを味方につける


35歳崖っぷち婚活だったのでマジで戦略を練った当時でした