40代婚活のリアル ~女性編
40代婚活のリアル ~女性編

40代婚活のリアル ~女性編

公開日:2023.5.7


「結婚はしない」「独りがいい」と30代では言い張っていた


主婦道まっしぐらの母は

大学を卒業したら就職はもってのほか

結婚するのが当たり前

大正か はたまた昭和レトロ感満載で落胆ぶりったら目も当てられなかった


ずっと忘れられない想い人がいて立ち直れないとは言えず


本当は誰かといたかったのに


独りが楽しい

子どもがいたら大変

仕事も面白くなってきた


と必死で自分に言い聞かせていた

selective focus photography of woman in pink shirt


35歳になったとき


「あれっ、過去に囚われたままでは朽ち果てて一生独りかも


子ども産むタイムリミットが迫る


ずっと先の将来に子ども産めばよかった

結婚すればよかったと後悔するかもしれない


あかんやん」

と脳裏に何かが落ちてきた

lightning during nighttime


そこから夫の一本釣り作戦が始まり
恋のアグレッシブ女子に変身


2年の歳月をかけて結婚

ラッキーなことに妊娠、出産することができた


友人には「さすが、一気に人生の帳尻合わせてくるよね」

と微妙なこと言われたが

独身女性たちには「30代の希望の星」と称えられた

shallow focus photography of yellow star lanterns


結婚相談所の仕事に関わるようになってから

女性は35歳~40代からの婚活相談が多い


しかしこの年代の女性は結婚においては氷河期世代に突入する

同世代の男性からは敬遠されるからだ


女性ホルモンエストロゲンは25歳をピークに減少をし始める


卵子を観察する仕事をしている薬剤師の友人は


卵子は年を重ねるごとに数と質が低下の一途

37歳くらいになると一気に加速度をつけて減っていくので妊娠しづらくなる

この事実はたくさんの女性に知ってほしいと言う

            こちらにも詳細あり→ 日本生殖医学会



人間の本能は「種の保存」

子どもがほしいので結婚したいという人は多い


40代前半くらいまでの男性は若い女性と結婚すれば子どもを授かる可能性がある


なにも確率の低い女性を選ぶ必要がないと

無意識レベルでDNAが非情な指令を出している


ここに40代女性のジレンマが始まる


いまどきの40代女性は美意識も高くとても美しい


キャリアは15年選手で部下もできて仕事に自信あり


若いころチヤホヤされた記憶が足かせとなり

「竹野内豊や佐藤浩市さんが演じるような仕事できるイケメン」が迎えに来ると信じてやまない


ところが申し込んでくる男性は50~60代

「えっ、介護?」


同年代がいいなと思っても希望欄に「子ども」とチェックが入っていることがほとんど

子どもを切望している男性たちからは見向きもされないという切ない現実


40代婚活女性からは

「子どもがほしいっていう男性は多いんですね、、、

もっと早く婚活すればよかった」

とのつぶやきが聞こえる


仕事も趣味も全部充実してから結婚となると

残念ながら女性の妊娠確率は厳しくなる


この会社で偉くなりたい

趣味を極めてからにしたい


だと現状は仕事も結婚も何でも手に入れるのは難しい


いまのところの防衛策は何かに固執しなくていいようどこでもなんとでもできる柔軟な力をつけておくことくらい


何と言っても女性が結婚しても出産しても

活躍しやすい世の中にすることが私たちに課せられた使命である


ちなみに50代となると男女とも「子ども」にこだわることがなくなり

人生のパートナー選びにシフトするので利害関係一致

妙に女性がモテだすのでそこはご安心を