婚活イベントが得意なわけ
30歳すぎて東京に再上京してから毎週のように合コンに行っていた
出会いがほしくて行っていたのではなく私の目的は「タダ酒」
30歳くらいいわゆるアラサーと言われる頃になると20代に比べるとぐっと飲み会のお誘いは減ってきて割り勘の割合も増えてくるのを肌で感じていた
受験勉強の反動でお酒ばかり飲んでいた学生時代からなかなかアルコール道の足を洗うことができず、しかもそんなに稼いでいなかったので「タダ酒」を飲む方法として編み出したのが合コンだった
現代は「お食事会」とか言うらしいけれど
私はそれなりの戦略をもって合コンへ行っていた
着地は「タダ酒」
セクシーなナイスバディ女子、細~い京美人と私 そして時にはゲストで20代半ば女子というチーム編成
私の役回りは合コンの企画・幹事・盛り上げトーク担当
笑顔を絶やさないのは基本
相槌も「すご~い」とかとにかく男性陣を肯定
楽しい時間の演出に努めた
会計時には「今日は楽しかったら女子はお金いらないよ~」とほぼ言ってもらえて
まれに払うときでも「1000円でいいよ~」とほとんど財布は開けなくて済んでいた
そんな感じだったので毎週のように銀座や渋谷などで飲み歩くことができた
男心をくすぐる「最強のチーム」だったと思う
回を重ねるとパーティの場の切り盛りの仕方が板についてきてその経験が今になって婚活パーティの仕切り方に役立つなんて当時は知る由もない
この時私の目的は「タダ酒」であったため誰とも交際することはなかったが、友人たちはしっかりお相手を見つけて結婚していった
「そして幹事だけが嫁に行けずに残った」
ので同じ会社の人と結婚するというオチまでついてるこの話
そこで学んだのは
「女性も30歳過ぎたら待ちの姿勢ではなく おもてなし精神が大事」
20代のチヤホヤされたままの姿勢ではもう相手にされない
それだけ若さは無敵だったと過ぎ去ってから気づくもの、、、
またダメンズもすごすぎる人もいたため
ほんといろんな男性がいるんだな~と免疫はついたのかも
結婚する前にいろんな男性がいることがわかったのはかなりの糧に
夫と結婚する際「この人は多分大丈夫」と思えたのはまさかの合コンでの経験とは言ってない
タダ酒でも回数重ねると間違いなく経験になってそれが仕事になったなんて人生わからない
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