ドラマでよく恋に落ちる瞬間は人物に後光がさしてストップモーション　きらきら～

実際に人がキュンとときめく瞬間のイメージに近いと思う

一目ぼれは男性が圧倒的に多い

女性の場合は確認しながら徐々に好きという感情が芽生えるパターンが多い

とはいえ恋に落ちる瞬間がある

思わぬ優しさに瞬間かっこよく見えたりする

子どもやお年寄りに優しくするキラキラ笑顔にキュンとしたりする

あれ、オカシイ　かっこよく見えてきた？？

脳が目の錯覚を起こすのかも

恋人へ移行のパターン

学生時代男女数人で車で実家の福岡から鹿児島へとドライブ旅行した時のこと

当時九州新幹線はできていなくて九州自動車道（高速道路）のみ

トンネルが多く高速道路なのにたびたび1車線の単線道路が出没するという作り

そのため工事や事故が起こると大渋滞

鹿児島から福岡へと帰る際にご多分に漏れず渋滞にはまってしまった

「あ～、長いね～」なんてお気楽に話していたところ

突如わたしがトイレに行きたくなってしまい、、、

今なら緊急携帯用トイレあるから大丈夫だろうか？

いや友人とはいえ恥ずかしい

数時間にわたるのろのろ運転で時折男性が道端で用を足す姿を目にするように

「男性はいいな～」と恨めしくながめつつ時折波のようにエマージェンシーにもよおしてくるのが笑えない

何度降りて茂みに飛び込もうかしたけれど必死で我慢

心配した男友達が「非常用レーン走ろうか？」

非常用レーンと言っても大した幅は無く軽自動車がやっと通れるか否かぐらいの幅

「細いんじゃない？」

「片輪で走るか？」

冗談かと思ったら真顔で走り抜ける気らしかった

「うん」と言いそうになったところで

ちょうど『サービスエリアまであと2km』の表示

「あっ、私走る！」と私は車を降りてサービスエリアまで早歩き

ダッシュしたかったけれど数珠繋ぎの車の列の人の目が気になって当時の乙女は走れなかった

目いっぱい早歩き

その時なら競歩の競技出れたかもしれないほど自分史上イチ早かったと思う

２㎞の長く感じられたこと

高速道路なので後ろからパトカーやバイクがきてもおかしくないわけでめちゃくちゃ危ない

そして時折車が進むと歩いている私に乗っていた車が追い付いたりする喜劇

「あらあの人歩いてるわ～、トイレね」とか知らない人に言われつつ

サービスエリアが見えた時は天国かと思った

私同様トイレ需要は多かったようでサービスエリアへと別れる道になると車が猛スピードで入ってきた

危ない危ない

ホントは人が歩いてないはずなので運転している方が驚いたはず

今更ながらドライバーさんごめんなさい

※よい子は真似してはいけません

実は男友達が「片輪で非常用レーン走ろうか？」と言ってくれた時「なんてかっちょいい～」と思わず恋に落ちそうになった

まさに後光がさして見えた

おっとっと

結局、いまだに仲のいい男友達で恋に落ちることはなかったがその時のことはかっこよかったな～と鮮明に覚えている

普段は馬鹿な話しかしてない男友達だったため、突然の頼りがいのある行動にギャップ萌えしたと思う

女性は男性の頼りがいのある行動に感動しますの

私のドライブ・マイ・カーなお話

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