わが生涯に一片の悔いなし? ~いやいや迷走の日々 
わが生涯に一片の悔いなし? ~いやいや迷走の日々 

わが生涯に一片の悔いなし? ~いやいや迷走の日々 

公開日:2022.10.26

わが生涯に一片の悔いなし!!」 
北斗の拳のラオウ最期の言葉


こんなこと言えたらよいけれど残念ながら

わたくし「悔いばっかり」


「あの時こうすればよかった、ああすればよかった」

は山と積み上げられている


後悔のない大人なんていないとは思うけど


経験値が増えてくるとある程度パターンがみえてきて最適解を出すことができるが

人生なんてほぼぶっつけ本番

迷うことの方が多い


私の場合は恋愛や結婚の前に

天職とか適職とか仕事というものが迷いに迷った

macbook pro on brown wooden table


小学生のころにシュバイツァーの伝記を読んで将来は医者になろうと心に決めていた

高校に進学して大学受験を控えて理系クラスだったものの

物理に苦戦


赤点で物理の先生に呼び出され

「これわかんないと無理だよ~」なんて

ツル巻バネ ぶんぶん振りましながら言われた記憶がよみがえる

もちろん医学部受験したものの玉砕


「俺も物理がさっぱりだったから遺伝だ」と父が不思議な慰め方をしてくれたけれども

そこは自己責任


勉強する根性が足りなかった


浪人の末、受験科目少なくてマークシートという奇跡がかさなり

早稲田大学には合格


全国からいろんな人種が集まって楽しい学生生活だったものの

「医者にならなくてよかったのか、、」

の言葉はいつも心に刺さったままだった

photo of doctor checking on her patient


往生際の悪い私は在学中に秘かに勉強して

医学部編入試験を受けたものの

アルコール漬けの日々を送る身に幸運はやってくるはずはなく


いざ大学3年となり就職を意識するようになるものの

「何の仕事がしたいのか」ちっともピンとこなかった


やりたいことがわからないのに就職活動がうまくいくはずもなく

バックパッカーの旅に出ようと準備していたところ


たまたま地元福岡のラジオのオーディションに受かった


任期満了でマスコミは向かないと確信


バックパッカーの旅に

その後は


社長秘書やったり

外資系の会社に勤めたり

やりたいことがずっとわからないままライスワークで迷走する30代


宮仕え会社員だけが向いていないことだけはわかって起業の40代


いまは結婚相談所のみならず

合気道道場の経営までやることに


いまのところご機嫌に過ごせているので

「経営者」は合っていた模様


迷いに迷って脈絡もない仕事を続けてきたけれど

やっと「やりたいことがわからない」消化不良は解消


情報の溢れている時代に生まれていたらよかったのか

進路で迷っているときに面白い大人がまわりにいたらよかったのか

いやいやわたしの引き寄せ足らず


人生は何がどう転ぶかわからない

けれど「未来を正解にすれば、過去は正解になる」とは信じている


結婚の話に置き換えると


結婚する、しないどっちに転んでもどうなるかわからない

ただ自分で正解にしていけばいいんじゃないかと思うこの頃


婚活はしばし迷走しても

「なぜ結婚したいのか?」と考え

何人も異性に会ううちに自分の最適解が見えてくる


できれば結婚は迷走したくないもの


パートナーを思いやって

この結婚はよかったと思えるようにしていければ

正解じゃないかなと思うわけでして


家族に「ありがとう」は忘れないようにしておこうかな