価値観の違い ~結婚において
価値観の違い ~結婚において

価値観の違い ~結婚において

公開日:2023.9.23

娘が1週間の修学旅行

ここぞとばかりに前々からやりたかった温泉ワーケーションを着々と計画

私も1週間温泉地に行くことにした 

湯治?

夫にも言っておかないとと思い

「ちょっと1週間温泉行ってくるわ」と告げると

その返事が「あっ、俺も」


??


「遅めの夏休みとって俺も旅にでるからいないよ」

思わぬ返答に大笑いした


東北に車中泊しながらひとり旅するらしい


ある意味”気が合う”のか?


「家族仲良く旅先だね。バラバラだけど」と娘に告げると

「ああ、まあいいんじゃない」と苦笑していた


事前相談もなくすすめていた計画が同じだった


思い出しても笑ってしまう

body of water in front of mountain


日曜夜の夕飯を一緒に食べる以外は拘束しないのが我が家のルール

基本的に自由だ


夫との結婚を決めたのも「お互いを拘束しない」人だから


夫に会う前は「結婚とは時間の拘束をされること」のイメージをもっていたので

自由気ままな私には無理かなと思っていた


多少相手に合わせることは出てくるし

子どもの幼少期は自分の時間は少なかった


それでも土曜はわたし、日曜は夫が子どもをみる

と夫婦間で決めて自分ひとりの時間はほんの少しだけだけど確保できていた


夫は超頑固な人ではあるがことお互いの趣味と時間を大事にする価値観では同じである


特撮が好きとか

わりと美味しいと思うものが同じ

とかくらいで


あとは趣味趣向はちっとも重ならない


夫が最も好きなネギは私の最も嫌いな食べ物である

夫がマラソンに命をかけているが私には辛すぎる

夫はアウトドアだが私はインドア

夫は剣道やるくせに私の合気道は「予定調和でつまらん」と言う



30年以上違った環境で生きてきたのにすべての価値観なんて合うわけがない


どうしても譲れない部分だけ合えばいいのだ

たまにぶつかることはあっても大したことはない

photo of people in a marathon


結婚相談所の婚活で

お見合いや交際をお断りするときの理由No1が


「価値観の違い」


相手を傷つけないテイのいい常套句でもある

「合わないと思いました~」

とはよく耳にするが細かい真実の理由はわからないし

意外と些細な理由だったりする



相手が好きなことを尊重して否定しない人なら

趣味が一致しなくても

多少何かが違っても当たり前だし

ゆる~くみればいいのになと思う


たいして時間を共有していないのだから


価値観なんて完全一致するわけがない

大切な部分だけ合えば狙うマーケットは広くなるんじゃないのかと思う